【ポケモンSVシングル S26 最終430位 レート1912】大エース鉢巻白馬


初めましての方は初めまして。
痩せろはなきと申す者です。
今回はポケットモンスタースカーレットバイオレット
シングル ランクバトル シーズン26（レギュレーションG）
にて最終3桁に残れたので使用構築を紹介したいと思います。

結果



メインロム 430位(レート1912)

サブロム 581位(レート1890)

使用構築

一応レンタル出しています。よろしければどうぞ。

構築経緯

レギュHが終わりどの禁伝をメインに使おうか悩んでいたところ、とある配信者がタイプ相性を無視する火力持ちのこだわりハチマキ氷テラス白馬バドレックスを使用されているのを見て、自分も使ってみたいと思い採用した。
その方は襷トリックルームいやしのねがいイエッサン♂とレッドカードキラフロルを使用していた。
実際に使用してみたところ軸として明確な勝ち筋があり強さを感じたのでこの2匹も採用した。
レギュGでハチマキ白バドを使用し結果を残した方の構築記事を読み、残りの3匹を決め一旦下記構築で潜った。



25日付近までは3桁中盤から後半を行き来するくらいだったが、そこから環境の変化に対応できなくなり3000位まで落ちてしまった。
原因として
①コライドンや炎オーガポン等環境ポケモンに挑発持ちが増加した
②炎オーガポンと水ウーラオスが同居する構築が増加しゴツメヒスイイダイトウ♀ 1匹で対応が効かなくなってきた
③初手1匹持って行った後の4に出しや初手出し負けに対応できなくなった
等が挙げられた。
初手1匹持って行った後の初手水ウーラや炎オーガポンに全く対応できない状況が続き、基本選出の3匹以外を変更することにした。
まず①については化けの皮があってかつスケイルショットが無効かつタスキを持っていなくても行動保障がある耐久振りメンタルハーブミミッキュを採用した。
次に②については特殊と物理に対してごまかしの効くミラーコート持ちのゴツゴツメットブリジュラスを採用した。
（この枠は本当に所説枠のため今後のレギュG環境で最良のポケモンを探していきたい）
最後に③については4に出しや初手で来るのがザシアン・イーユイ・炎オーガポン・水ウーラオスであったため、そのあたりのポケモンに1発耐えて返しの技を打てる最速こだわりスカ―フガブリアスを採用し構築が完成した。



構築紹介

バドレックス（はくばじょうのすがた）

テラスタイプ こおり
性格 いじっぱり
特性 しろのいななき
努力値 H252A252d4
実数値 207-238-170-X-151-70
持ち物 こだわりハチマキ
技構成
ブリザードランス
にどげり
10まんばりき
つららばり

本構築の禁伝枠そして大エース。
ほぼすべての構築に対し初手選出しブリザードランスを打ちまくっていた。
環境に食べ残し持ちのやどりぎみがわり型しかいなかったため読まれることが少なかったのも追い風だったかもしれない。
にどげりはパオ対面で打つ。
先人が残した構築記事によれば「とにかくHPを1でも残すように立ち回る」のが重要との記載があったのでそれに従って氷テラスブリザードランスを打っていった。急所だけはどうしようもないのでそこは自分の運を信じて動くしかない。

イエッサン♂

テラスタイプ エスパー
性格 れいせい
特性 サイコメイカー
努力値 B252C252h4
実数値 136-76(A個体値すごくいい)-117-172-115-98(S個体値かなりいい)
持ち物 きあいのタスキ
技構成
ワイドフォース
アンコール
トリックルーム
いやしのねがい

フランス語産色違いを使いたかった、妥協個体を許して。
あくタイプがいない＋ミライドンがいない相手にはトリルエースになってほしいC特化。
Bに振っているのは威嚇が入った陽気コライドンのスケイルショットを確定で耐えるときの名残り、なお霊獣ランドロスさんは構築から消えた模様。
とはいえハチマキ白バド構築のイエッサンはHB振りが多いので型の誤認に役立ったかもしれない。
テラスタイプはフェアリーとの選択。
コライドンやオーガポンに挑発持ちが増えた上に構築にミミッキュが入ってきてからは選出される機会が減ったがそれでも安定して3桁付近に居続けられたのはこの子のおかげである。

キラフロル

テラスタイプ くさ
性格 ずぶとい
特性 どくげしょう
努力値 H244B252c4d4s4
実数値 189-67-156-151-102-107
持ち物 レッドカード
技構成
パワージェム
こらえる
キラースピン
ステルスロック

物理技を受けるだけでどくびしを撒いてトリル構築の天敵である襷を削ってくれる素晴らしいポケモン。
どくびし＋やどりぎのタネ・みがわり・まもる持ちの白バドが環境に多く型の誤認を発生させてくれたかもしれない。
実際初手に白バドを投げると挑発されるもあり、無償突破の手助けをしてくれた気もする。
シーズン後半になるとこらえる読みで挑発してくるコライドンも増加し、物理技を受けて相手を流してどくびしを撒く動きができなくなったがそれでも唯一無二の特性で仕事をしてくれた。

ミミッキュ

テラスタイプ フェアリー
性格 ゆうかん
特性 ばけのかわ
努力値 h100a156B252
実数値 143-143-132-X-125-98(S個体値かなりいい)
持ち物 メンタルハーブ
技構成
じゃれつく
かげうち
のろい
トリックルーム

この子も妥協個体。
調整意図はH:16n-1 B:ぶっぱ あまりA:11n
スケショ挑発コライドンへの対策として採用されたポケモン。
無効タイプが多い、先制技で黒バドを縛れる、のろいで積み対策もできる、ばけのかわがあってなんやかんやできるのは本当にえらい。
基本的にコライドン軸に出していく。イエッサンと違って白バドを回復できないかつフィールドも張ることができないため立ち回りには注意が必要である。
個人的な話だがミミッキュはレギュHからずっと最終日構築にいる、精神安定剤。
いつもありがとう。

ガブリアス

テラスタイプ じめん
性格 ようき
特性 さめはだ
努力値 A252S252b4
実数値 183-182-116-X-105-169
持ち物 こだわりスカーフ
技構成
じしん
げきりん
アイアンヘッド
かわらわり

最終日の深夜に入ってきた救世主。
電気の一貫を切りつつ重かったザシアンやイーユイ・炎オーガポンに対して抗えるポケモン。20試合も使っていないが採用してから明確に勝率が上がったのでこの構築にはキレイにハマってくれたと思う。
かわらわりは重すぎた壁構築に抗いたいと思い採用したが、試合数が少なすぎて打つ機会がなかった。壁ロンゲ＋エレキシードミライドンのような構築に対しては強気に出していってもよかったのかもしれない。
レギュGで強い地面枠は数多くいるが白バドと組ませるならこのポケモンが選ばれても良いのではないだろうか。

ブリジュラス

テラスタイプ ひこう
性格 ずぶとい
特性 じきゅうりょく
努力値 H252b124d132
実数値 197-X-182-145-102-105
持ち物 ゴツゴツメット
技構成
ボディプレス
10まんボルト
バークアウト
ミラーコート

ここまで対策していなかったカイオーガやミライドン等高火力特殊ポケモン＋水ウーラオスのような構築を対策する枠。
白バドで削り切れなかった水ウーラオスやハッサムをゴツメで削って数的有利をとったり、じきゅうりょく発動後に黒バド交換読みでバークアウトを打って展開有利をとるなど活躍してくれた。
とはいえガブ同様試合数が少なかったので完璧に対策できているか最後までわからなかった諸説枠。
レギュHで使用していたころの調整意図不明育て方のまま使用したのでHB特化 or HD特化でもいいかもしれない。

選出

基本選出

初手白バド＋イエッサン or ミミ＋フロル or ガブ or ブリ or ミミ
初手白バドで1匹持っていくor大きく削る→裏のクッションに引く→クッション戦闘不能→イエッサン出しトリルいやしのねがい→白バド再展開という立ち回りをする。
白バドが落ちるとコンセプトが崩壊するためとにかく戦闘不能にならないことを意識した。
クッションは相手の構築に合わせて選んだ。

（例）
浮いているポケモンがいない・どくびし回収ポケモンがいない・ウーラオスがいない
→キラフロル
ウーラオスがいる
→ブリジュラス
炎オーガポン・イーユイがいる
→ガブリアス

各禁伝に対して

VS黒バドレックス
初手黒バドと対面したときは襷をケアするか択になるが裏に襷枠がいるか・鬼火を持っている型が環境に多いかを考えた上でブリザードランスとつららばりどちらを打つか選択していた。つららばりは耐久無振りの黒バドに3発以上当てないと落とせないので注意が必要である。
VSコライドン
初手コライドンと対面したらキラフロルに引いてとんぼがえり・フレアドライブを受けてどくびしを撒く。裏にヘイラッシャがいるとかなりきつい展開になるがどくびしを絡めて何とかしていた。どくびしが不要そうな場合はブリジュラスも選出していた。
VSミライドン
①初手メガネイナズマドライブを打たれると白バドは落ちてしまう②水テラス氷テラスを切られると対面落とせないかつ裏で受からない等々かなりきつい相手ではあるが①②以外の場合は基本いい展開が作れる。
VSムゲンダイナ
初手はまもみが型も一定数いたので初手はテラスつららばりから入った。ヘイラッシャに引かれても釣り交換される場合があったため1回は突っ張っていた。終盤はほのおテラスメガネ型も増えて苦しかった。
VSザシアン
初手ガブ＋イエッサン or ミミ＋白バド 
出し負けるときょじゅうざん＋でんこうせっかが誰も受からないため初手ガブを投げる。余談だがいじっぱり白バドの鉢巻氷テラスブリザードランスはH振りザシアンに対して59.8～70.9%(H無振りであれば71.3～84.5%)入る、すごい。
VSカイオーガ
1番きつい相手。
初手白バド＋イエッサン＋ミミ
という選出をして初手メガネしおふき・水テラススカーフしおふきがこないことを祈りながらテラスブリザードランスを打つ→ミミッキュに引いて対面処理もしくはトリルする。
基本勝てないので選出含めお祈りしていた。
VSホウオウ
初手せいなるほのおで焼けないことを祈る焼けなければワンパン、焼けたら苦しい戦いを強いられる。自分の運を信じてテラスブリザードランスを打ち込もう。
VSテラパゴス
裏から来る分にはフロルの設置技等で対処できた。
初手メガネ型は本当にきつい。この構築になってから勝った記憶がない。
VS白バド
やどみが型しかいなかったので白バド＋キラフロル＋刺さりのよさそうなポケモン
という選出でなんとかしていた。やどりぎのタネはこうそくスピン同様キラースピンで解放できるらしい。知らなかった。

きついポケモン

・まもるたべのこし持ち高耐久ポケモン
左からきつい順に
チオンジェン・ヘイラッシャ・キョジオーン・ラウドボーン・ドヒドイデ
・キノガッサ
・風船ヒードラン
・カイオーガ
・ザマゼンタ
・メガネテラパゴス

最後に

剣盾でランクバトルに取り組んで以降やるからには最終3桁というのを目標にやってきました。
過去に最終3桁は取れていたものの

剣盾
シーズン22(禁止伝説1匹・ダイマ禁止環境) 978位(レート1891)

SV
シーズン21(レギュG) 993位(レート1879)
シーズン24(レギュH) 950位(レート1855) 

とデフレ環境かつレート1900以下と個人的には満足できない結果でした。
今回大幅に自己最高順位を更新することができ本当に満足できる嬉しい結果となりました。
まだまだSVランクバトルそしてレギュレーションG環境は続きますのでこの順位・レートを更新し、いずれはレート2000を達成できるように精進していきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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